ニセコ店舗ブランディング
- Rutile Design

- 1月7日
- 読了時間: 4分
ニセコはほぼ外国なので
ちょっと特殊なブランディングが必要になります。
ちょっと前まではニセコはかなりバブリーで
とにかく高くてもたいして美味しくなくても
何でもOK~!みたいな空気がありましたが、
どうやら今年はそうではないみたいで、
ニセコ観光客の客層が変化してきたようなのです。
以前まではちょっとイイ建材使って
なんかそれっぽい演出していれば
どんな店でもそれなりにお客が入り、
戦略など全く必要なく経営が可能だったようですが、
今年からはニセコの店舗は二極化していくと予想できます。
今までしっかりと世界観を作り、
ニセコバブルに胡坐をかかずに
しっかりと「ブランディング」してきた店舗と、
そうでない店舗です。
事実、今年はニセコ観光客の総数は増加傾向に
あるにも関わらず売り上げが伸びない飲食店が多いようです。
その一方、好立地の飲食店や
ニセコで長年自身の世界観を築いてきた
飲食店は好調のようです。
今回、初めて英文ベースのブランディングをしました。
ニセコはスタッフさんが日本人でも
お客様ほとんどが英語圏か中国語なので
どうしても文字のボリュームが増えてしまい、
思ったようなデザインができずにけっこう大変でした^^;
私が現在ブランディング中なのは
ニセコ比羅夫のしゃぶしゃぶ屋さん<KANPAI>です。
ニセコではあまりないスタイルのしゃぶしゃぶビュッフェです。
おそらくニセコの多くの飲食店がそうだと思うのですが、
12月~3月の間のニセコ観光客ピークに合わせて
4カ月程度の営業のみで夏季は休業するスタイルです。
ですので必然的に利益率を高く設定しないと
ニセコの店舗は成立しません。
ニセコ観光客からしたらそもそも
日本は激安なのでちょっと高くしたくらいでは
なんとも思われなかったので今までは
十分に機能していましたが、
今は「価格」と「体験」が見合っているかを
観光客がしっかりジャッジしているようなイメージです。
だから高くても「ニセコ(日本)を体験」できる店は
しっかりとお客が入っていて、
ただ高いだけの店は選択肢から外されていく、
という感じになっていると思います。
KANPAIの場合は既に十分な「ニセコ(日本)体験」の価値と
それに見合った価格(ニセコではわりと安い価格)を
持っていますが、それが観光客に伝わっていないことが
伸び悩む原因のひとつと考えられます。
また、<All-you-can-eat><食べ放題>
はアメリカやカナダではややチープな
イメージがあるように思います。
更にイギリスや西欧では食べ放題という表現に
ややネガティブなイメージがあります。
日本の高品質なシーフードや野菜、
和牛が食べ放題となればむしろポジティブに
捉えられると思いますのでどのように
食べ放題を表現するのか、というのが重要です。
また、"Buffet”という表現もできるだけ
使わないようにしました。
私も実際にKANPAIでお食事をしたのですが、
和牛・鶏肉・豚肉・シーフード・国産野菜に加え、
巻き寿司やてんぷらなどの一品料理、
自分でうぃ~んてできるソフトクリームも全て
食べ放題でお鍋の出汁も2種類選べるのなら
十分に日本を満喫できるお食事内容となっていると
感じました。
私はスポーツが絶望的に苦手なので道民だけど
スキーはできませんが、ニセコのパウダースノーで
スキーを楽しんだ後、KANPAIでみんなで
お鍋を食べるのはとても楽しい体験になると感じます。
でもお鍋をみんなで囲んでぐつぐつするの待って
いろんな具材いれて次はどうする??とかやって
〆で雑炊食べてソフトクリームにゅい~んってする
楽しさってなかなか外国人には伝わりにくい
「体験」だと思うんです。
そのあたりの「体験」を表現するのに
一番適しているのはSNS、特にインスタだと思い
投稿用の動画を大量に撮影してきました。
私は食べ物を粗末にするのが嫌なので、
動画撮影に使ったものは食べながら
撮影頑張っていたのですが
途中でめちゃくちゃおなかいっぱいになってしまって…(>_<)
でもおかげでとても良い写真と動画が撮れました^^


私のお気に入りはカニ雑炊^^
一緒に写っている日本酒は「みむろ杉」という
めちゃ高いお酒らしいですが私は飲めないので
どんなお酒かはわかりませんがAIに聞いたら
カニ雑炊にはこれが一番あうらしいです。



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