札幌軟石の辻石材工業様のHPを公開いたしました。
先行してお墓のページを公開していましたが、札幌軟石の
施工例集など新たに追加しました。
北海道だけの建材はたくさんありますが、
石というと私は札幌軟石しか思い浮かばないのですが、
地元ののものを地元で加工し、地元で消費する。
これは地域の雇用を生み、愛着が生まれる一番自然なカタチだと思います。
なんでもかんでも地元の素材を使っておけばよい、ということでもありませんが。
時には海外から輸入した方が理にかなっていることもあるでしょう。
道外の製品を使った方が安くて、良いものであることもあるでしょう。
けれども、地元のために貢献したい、地元に根差した商売をしたいと
思っているのであれば、極力地元の建材・地物との食材などを使うべきだと思います。
例えば飲食店の場合。
食材に道産品を使用するのは当然ですが、ショップカードの「紙」だって道産にできます。
お店のHPをわざわざ東京の会社に製作してもらわなくても札幌の会社に頼めばよいのです。
内装も地元でしかとれない建材を取り入れ、地元の作家さんの絵を飾る。
かなり間接的ではありますが、たったそれだけのことで十分地元に大いに貢献できるのです。
自己満足のレベルにとどまるのかもしれませんが・・・
「エコ」と同じで徹底することはとても難しいです。
なので、「できるだけ頑張る」ことが大切です。
食材も建材も道産にこだわるとどうしても高くなりがちです。
不思議ですね、何万キロも離れた海外製品よりすぐそこの道産の方が高いって…^^;
そういった事情の中で「札幌軟石」を積極的に使用したいと思うお客様や
業者様、デザイナーさんがもっと増えれば北海道にとって、それはとても良いことです。
今回の辻石材様のHPをより多くの方に見ていただければ、札幌軟石の魅力が更に伝わると思います。
札幌軟石のイメージって人によっては古くて蔵に使っていてダサい。と思っている人も少なくないと思います。
札幌軟石はモダンでかっこいい石なんだ!という認識を一気に広めてくれたのはイソップ 札幌ステラプレイス店だと思います。
イソップさんのデザインはほんとうに素晴らしく、あれだけ男らしく軟石を使っておきながら女性的な雰囲気もあり結果的に中性的で先進的なとっても素敵な空間です。
全国にイソップの店舗がありますが、個人的には京都のイソップが一番好き。
おそらく、どの店舗も「地元」を意識しているのであろうコンセプトがとてもステキです。
是非、本国のイソップも見てみたい…。
ー店舗工事・デザインのトータルコーディネートRutile Designー