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ルチルデザイン

ごはんは味覚か視覚か


飲食店の店舗デザインやコーディネートを行っていると絶対に毎回悩む「メニュー」。

こんな料理を提供したい!という強い想いがあり、勉強してオリジナルレシピを作ったり、

隠し味を研究したり・・・。

飲食店ですから味にこだわるのは当然です!お金をいただいて料理を提供する以上

おいしくて当然なのです。たまに例外なお店はありますが・・・((+_+))

しかし、そのこだわり料理も食器や盛り付けで残念になっているケースをよく見かけます。

食器で味が変わる、というのは有名な話です。

私自身も体験したことがあります。

ハリオのガラスのティーカップで飲む紅茶は本当においしいのですが、ある日それで味噌汁を

飲んだのですがびっくりするくらいまずい!!

視覚・唇に触れた感覚など様々な理由があるのでしょうが、たったそれだけで味がかわるのですから

食器の色や形・盛り付けは非常に重要だと言えます。

札幌のカフェやレストランでごはんを食べるとついつい、職業病でお店の評価をしていまいます。

このテーブルヘン・・・。ここにトマトを飾ればきれいなのに!お店のセンスいいのに、ショップカードが

とてつもなくダサい・・・。などなど考えてしまいます。

それが直接売り上げに関わるのか?と言われると、そうでないときもありますし、その通りの時も

あるでしょう。

けれども、せっかくお店を出店したという方のお手伝いをさせていただくなら、ルチルデザインの

コンセプトでもある「トータルコーディネート」としてメニューや盛り付けまでデザインさせてもらいたいものです。

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