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なまら十勝野様ブランディング(野菜チップス)

  • 執筆者の写真: Rutile Design
    Rutile Design
  • 7月4日
  • 読了時間: 5分

十勝の農家集団「なまら十勝野」様のオリジナル商品の

ブランディングさせていただきました。


野菜チップス

今回はこだわりの野菜チップスです( `ー´)ノ


「かぼちゃ」「さつまいも」「ごぼう」とMIXの4種類で、

国産こめ油で揚げて味付けもしていない、

野菜の美味しさを味わえるチップスです。


撮影や試食でいっぱい食べましたが、

これ本当に美味しいのです…。


これは多分なのですけど、

よそで売っている野菜チップスって

クズ野菜的なものをごまかすために

チップスにして販売しているケースが多いのでは??

と思うので、なまら十勝野の本来ならチップスにするのは

もったいないくらいのグレードの野菜をチップスにしてるので

こんなに美味しいのかな?と。


特に私のお気に入りはごぼうです。

美肌ごぼうという種類のごぼうを使用しているらしく、

揚げたことによってよりごぼうの香りが強くてとても美味しい( *´艸`)


これからなまら十勝野様はちょっと

オシャレブランドとしていろいろ始めたいとのことで、

ロゴマークもデザインさせていただきました。


ロゴマーク
新ロゴマーク

なまら既存ロゴマーク
既存ロゴマーク

元のロゴマークを活かしつつちょっとおしゃれにしてみました。

コンセプトのひとつに「人と人をつなぐ」という言葉がありましたが

元のマークは線が途中で途切れていてこれじゃ人と人を

繋げないなと思ってしまい、雫マークで繋いでみました^^


この雫にもちゃんと意味があります。


ロゴのなりたち
ロゴのなりたち

雨などの自然の恵みから野菜が実り、それをヒトが食べて成長し、

また次の命につないでいく、という意味で4つの雫で北海道を繋げました。



フォントはなまら十勝野メンバーの投票大会で決定しました^^



何故<SOZAI CHIPS>という名称になったのか。


私は当初野菜チップスを作りたいからブランディングしてほしいと

依頼されたときに難易度高いなと感じました。


どんなに美味しい野菜チップスだったとしても

・そもそも野菜チップスを日常的に買おうと思わない

・食べてみないと他社との差がわからない

・差別化めちゃくちゃしにくい

・ガチの健康意識高い勢はこめ油もアウト

などの理由でオリジナル商品のひとつめとしては

かなり難易度高めです^^;


本当はもっと個性バリバリの野菜の良さを活かした

商品にしてほしかったのですが(=_=)


そこで私がひねり出した案が

おやつ枠ではなく、「お惣菜」として活用する野菜チップスです。


「そうだ野菜チップス食べよう!」という感覚ってあんまりないと思うのです。

日常的に使ってもらうにはどうしたら良いのか?

と考えたときに、普段の食事のバリエーションの中に

つら~っと入ってしまえば継続的に買ってもらえるのでは?と考えました。


例えば、手軽に作れる料理としておにぎりやうどんなどがありますが

どちらも野菜をとりにくいレシピです。


おにぎりにごぼうチップスと紫蘇を混ぜるとか、

うどんにてんぷらの代わりに野菜チップスのせるとか、

もう加熱してあるので手軽に野菜をとりいれられるなと

思いました、あと料理しながらサクサク食べちゃう。


そこでなまら十勝野の女子部の方々と協力しながら

野菜チップスにあう料理などを提案してもらったり、

私自身もかなりいろいろ試しました。


ごぼうはいろいろとあう料理たくさんあるのですが、

甘いかぼちゃとさつまいもがなかなか大変で((+_+))


特に男性って甘いおかず苦手なこと多いので

なかなか共感を得られず…


私はさつまいものお味噌汁好きなのですけど、

男性って嫌いなひと多いですよね、なんでだろ。


個人的にはベーコンとさつまいもチップスのおにぎりが

実際試食したなかで美味しかったです。


と、いうことでパッケージは食べ方が想像できるような

料理メインのラベルにしました。


チップス本体の写真を載せるのが一般的であるとは思いますが、

普通と同じことやっても埋もれるだけです。


これは普通の野菜チップスでなくて、

お惣菜として使えるチップスなんですよ感を

だしたかったのです。


実際なまら十勝野様も周囲からのアドバイス(?)で

惣菜はダサいとかチップスの写真載せた方が良いとか

いろいろ言われたみたいですが、

最終的には納得していただき、今のデザインになりました。


ちなみに、SOZAIは当初SO-ZAIという表記でより

「惣菜」を意識してもらえるような表記だったのですが、

素材の良さを推したいのとご要望でSOZAIに変更になりました。


もちろん、作り手側として野菜そのものに圧倒的な自信を

持っていらっしゃるのは伝わってきたので私もSOZAI表記を

受け入れました。

(ほんとうに素材に自信があったらチップスなんかにしないんじゃないの?(-.-)

とかディスられる可能性を考えるくらい心配性なのですが)


ただ、一般的な野菜チップスと違ってほんとうはチップスにするには

もったいないくらいの野菜なんでぅぅぅぅ!!!!というのが

食べてもらいはないと伝わらないのが心苦しいです。


料理動画さくさん撮りました!

そしていっぱい食べました。



さつまいもとかぼちゃに関してはそのまま食べるのが一番美味しいかも?

と思うくらい甘くて食感も良いです。


でも、この美味しさ、他社との差異って実際食べてもらわないと

わからないんですよね…。


まずは手に取って食べてもらわなければならない。


SNSだけの戦略ではなかなか難しい商品です。


飲食店のメニューなどになまらの野菜チップスを採用していただけるお店がありましたら

是非ご連絡ください('ω')ノ


 
 
 

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Rutile Design(ルチルデザイン) / 北海道札幌 / グラフィックデザイン / パッケージデザイン

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